教員の仕事と鍼灸師の仕事、とても似てます!
こんにちわ!私は今、文京区にある日本指圧専門学校の非常勤講師として、週に2回(水曜と土曜)に指圧師を目指す学生さんに授業を行っています。
明日は今年度の初授業です。今年の学生さんはどんな感じかな~なんてワクワクしております。
今日は明日の授業のためにスタバにこもりパソコンかたかた。今は休憩中です(^-^;
教員として学生さんを指導すること、鍼灸師としてお客様の治療をすること、とても似ているな~、同じだな~と思うことが良くあります。休憩がてらそのことをブログに書こうと思います!
私が授業で大切にしていることは、「面白い!」と思ってもらうことです。
(現実問題、範囲を終わらせることに必死になってはいますが・・・)
なぜかと言うと、興味を持ってくれさえすれば、学生さんは勝手に勉強してくれるからです。知識は教科書に書いてありますので、私が知識を与えなくても、読めば分かります。つまり、私のやるべきことは、「面白いから勉強したい!」と思ってもらうことなんですよね。
最終的に国家試験を通過するためには自分で勉強しなければいけない。私は学生さんのために代わりに勉強することはできないのです。
このことは、治療でも共通しています。
私は患者さんの症状、体質や自律神経パターンによって治療をし、患者さんの治す力を引き出します。しかしそれは多くても1週間のうちのたった60分間のこと。つまりそれ以外の時間は、患者さん自身の過ごし方が、良くなっていくことには欠かせません。
よって、私の治療をきっかけに、
「生活習慣を見直そう!体を大切にしよう!」と思ってもらえることが最大の目的なのです。
そうすれば、治療効果も上がり、患者さんはどんどん良くなります。
鍼灸治療は患者さんの治す力、治したいという気持ちをほんのちょっと後押しするようなものなのです。
毎週治療室に来て、一生懸命治療されたら、
「まやさんも頑張ってくれてるし、私自身も自分で体調を整えよう!」とか、「まやさんにまた水分摂ってるか聞かれるから、摂るようにしてみよう!」なんて、皆さん思ってくれたりして、、、、
そうやって、自分の体に意識を向けてもらうと、どんどん良くなります!
自分のことって分からないのがふつうなので、
自分を知るがけで、大きな一歩なんですよね!
今後も過ごし方をアドバイスしつつ、しつこく質問もしていきますが、お付き合いくださいね(^^)
それでは授業準備に戻ります!