不眠が改善され、抗うつ剤を卒業された方のお声

30代前半の方です。長年の不眠、めまい、耳鳴りにお困りの方でした。

様々な検査、をし、耳鼻科や診療内科に通い、抗うつ剤(セルトラリン)を服用、漢方・整体を試したりしていましたが、なかなか出口が見えずにいました。

当治療室の「自律神経が測定できる」点に興味を持ちご来店下さり、一週間に1度鍼灸治療をさせて頂いています。最も困っていたのは「夜眠れない」ということでした。2回目の治療後から眠れるようになりましたが、良くなったり悪くなったりを繰り返してはいました。

体調も良くなってきたころ、の5回目の治療後、減薬を医者に相談してみればどうかと提案しました。そして抗うつ剤(セルトラリン)75mg→50mgへ変更です。

減薬するとまた、症状は悪化しますが、なんとか鍼灸治療と併用していき、10回目の治療後に抗うつ剤(セルトラリン)50mg→25mgへ減薬しました。

13回目の治療後、減薬しながらもさらに体調を整えることが出来たので、また減薬を医師に相談するように促すと、医師との相談の末、

抗うつ剤(セルトラリン)25mg→0へ、薬を辞めることができました。

しかし、減薬とはとても難しいものです。辞めるとやはりそれなりの変化がでてしまいますので、体調管理が欠かせません。また、減らしたことによる不安も邪魔します。そこを手助けできるのが鍼灸治療です。

お客様は現在も治療を継続してくださっていますが、やはり体調には波があります。しかし、今は鍼灸治療を受け始めたときとは考え方が全く変わりました。

以前は「こんなに体調悪くて、よくなるのかな?このまま死ぬのかな?」と不安でいっぱいでした。休みの日はずっと家の中で身体を休めることに集中。というか、何もやる気がしません。

現在は「今は体調悪いときだけど、多分良くなる」と、良くなっていくことをイメージ出来ていて、良くなる自信があるのです。休みの日も外に出かけることが増えました。旦那さんとの楽しみも見つけ、顔つきもだいぶ変わりました。

体に表れた症状というのは自分に発せられた不調のサインです。それは自分で治せます。そのために私は鍼灸治療で背中を押しますので、あとは自分の力を信じて、体調管理を続けて欲しいと思っています。

また、減薬はやはり医師との相談が欠かせません。しかし、どう相談していいのか分からないことも多いでしょう。その際は私がアドバイスします。

同じようなことでお困りの方は、是非ご相談くださいね(^^)

追記:こちらのお客様、抗うつ剤を飲んでいたため、妊娠を止められていました。お薬を卒業できたので、次は妊活を勧めて行くとご連絡頂きました。

抗うつ剤の卒業、妊娠をサポート出来たのなら、鍼灸師としてこれ以上の幸せはないほどです。全力でサポートします(^^)