不妊クリニック選びの最低条件
先日はインスタのストーリーズへの回答ありがとうございました!
「あなたはなぜ、そのクリニックに通っていますか?」
のみなさんの回答はコチラ!
色々な意見に、私も勉強させて頂きました!
では、私が考える、妊活のクリニック選びの最低条件は、
当たり前のことですね。
では信頼出来る先生とは?
それは、インフォームドコンセントを行ってくれる先生ではないでしょうか。
インフォームドコンセントとは、
患者が病状・治療について十分理解し、また医療職も患者の意向や説明をどのように理解したのか、どのような医療を選択するのかを受け止め、お互いに共有するプロセス のこと。
簡単に言うと、
「あなたはこの検査でこういう結果が出ましたので、こんなことが考えられます。その改善にはこういう治療法がありますが、こういうリスクもあります。試してみますか?」
と、患者さんと医療従事者が一緒に治療方針を決めて行くことです。
このインフォームドコンセントは、20年前から医療法に記載され、医療人の義務です。しかしながら、なかなか現場では実施されていない現状があるのは悲しいことです。
じゃあどうする?
質問すれば、きっと真摯に答えてくれます。そうすればあなたもきっと安心出来るはずです。本来ならば、医療者の方から行うべきですが、現状は多くの患者さんを診なければいけないため、ひとりひとりの患者さんを覚えていないのです。よって、データに注目しがちになります。
西洋医学の治療はまず、一長一短です。薬を飲むということは必ずデメリットも生じます。しかしそのデメリット、副作用は説明されないことは多いです。副作用が出たら、今度はその副作用を補う薬が出されて、永遠のループです。
今は皆さんネットで情報収集しているので、後で調べたらデメリットがあったことを知り、ショックを受けたこともあるでしょう。
そうして信頼出来ないのに、藁をもすがる思いでそのクリニックに通い続けると、、、不妊治療をやったのに出来なかったとき、とてもショックを受けてしまいます。なのでしっかり納得した上で進めることが大切なのです。
先日、こんな患者さんがいました。
仕事のストレスにより逆流性食道炎となり、ほとんど食事が出来ない方です。クリニックに通っているのに中々妊娠できないことに悩み、治療室に来てくれてます。ある日、クリニックで、何の説明もなく血液検査をされて、いつもより高額な医療費を請求されました。何のための検査か分からず、金額にもビックリして、私に質問してくれました。
調べてみると、血液中のビタミンDの数値を見る検査でした。「数値が悪いならば、来週、サプリを進められるかもしれません。」
こう伝えると、その通りでした。
でも、この患者さん、今食事が出来ていません。血液中のビタミンDが不足するのは当たり前です。必要なのはサプリではなく、体調を戻してご飯を食べられるようになることですよね?
逆流性食道炎であることも先生に伝えたはずですが、基本は検査結果の数値で判断されてしまうのです。(全員ではもちろんないですよ!)
でも、皆さんこう言います。
「病院は混んでいて、先生は忙しそう。質問しづらいんです。」
→大丈夫👌あなたはお客様です。質問をする権利があり、医師は説明をする義務があります!
「自分の知識不足ゆえに、質問することをためらってしまいます。」
→そんな時は、私が力になりますよ!
私で分かることはお伝えしますし、先生に聞くときも、
「次はこれを先生に聞いてください」
「こう言われたら、こう聞いてみてください」
「こういう聞き方で聞いてみてください」
このように伝えますので、それをメモに書き、忘れない様に聞いてみて下さい。
本当は、医師の方から歩み寄るべきかもしれませんが、確かにお医者さんは忙しい。でも、こちらから歩み寄って、先生といい関係を築き、安心して治療を受けましょう!
お読み頂きありがとうございました!